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爬虫類ブリーダーになるには?
令和2年以降の動物取扱責任者の認可と開業
動物取扱責任者

実務経験を東京動物愛護相談センターに問い合わせました【動物取扱責任者】

『あにまるハンド。』です。

動物取扱責任者の認可要件の取得を資格等+実務経験で目指しています。
過去の記事はこちら

個人でのブリーダー販売業(第一種動物取扱業)を行う上で、ハードルとなる動物取扱責任者の認可を見ていきます。

動物取扱責任者の認可要件は4つあります(動物取扱責任者等|東京都愛護動物センター)。注意点として、令和2年より国家資格(獣医師、動物看護士)以外の要件では実務経験、或いは飼養経験が必要です。

この実務経験や飼養要件の認可について東京愛護センターにヒアリングさせて頂きました。

愛玩動物飼養管理士は以下の記事も参照ください。
愛玩動物飼養管理士(2級)について
愛玩動物飼養管理士の受講案内を紹介
↓は日本愛玩動物協会のHPです。
資格者は全国に約20万人のペットの資格!【愛玩動物飼養管理士 2級・1級】

 

免責
・本記事は参考情報です。『あにまるハンド。』では責任を負いません
・実際の疑問点はお住いの都道府県に問い合わせをお願いします。
・齟齬がないよう配慮していますが、誤りがありましたら申し訳ありません。

実務経験について
常勤の場合は半年以上非常勤の場合は240日以上の経験が必要
・第二種動物取扱業(非営利)経験を元に実務経験とすることは不可
・実務を積む際は雇用元が第一動物販売業であること

飼養経験について

動物取扱責任者について
・非常勤実績での動物取扱責任者の認可は対応する生物種限定される
・ただし、半年の動物取扱責任者経験を積めば対応生物種を広げることは可能
・他県で動物取扱責任者を経験している場合は実務経験の再経験は不要
その他
・起業時の事業所所在地は用途地域を区役所に確認すること

実務経験について

・常勤の場合は180日以上の経験が必要
・非常勤の場合は240日以上の経験が必要
・第二種動物取扱業(非営利)経験を元に実務経験とすることは不可
・実務を積むには雇用元が第一動物販売業であること

動物取扱責任者の認可要件のために、資格等に加えて実務経験が必要です。この実務経験として考えられるのは大きく2パターンあります。いずれも難しい条件です。
①第一種動物販売業の下で「販売」の経験を積む。例:ペットショップでバイト
②自分で起業を行い、他の動物取扱責任者を雇用して実務経験を積む
→こちらは経営計画、雇用経費を検討する必要があります。

通常勤務と非常勤務の認可の指標

問い合わせから、実務経験が認められる常勤(通常勤務)と非常勤の目安が明らかになりました。まず、常勤は雇用主から常勤として認定された上で180日以上の常勤勤務実績があることです。次に、非常勤では240日以上の経験が必要ですが1日当たりの「時間の制約」「実績累積までの期間の限度」はないようです。例:イベント準備など「不規則・不定時間での非常勤務業務」を「3年間で240日累積する」ことで実務経験の要件を満たす

後述しますが、非常勤での実務経験をベースに動物取扱責任者の認可を受けた場合は、最初の半年間は扱ったことのある動物種に限定されるとのことです。

第二種動物取扱業は実務経験にならない

動物取扱業は営利目的の第一種と非営利の第二種に区分されます。いずれも目的のある愛護動物の飼養を含みます。しかし、販売の種別での動物取扱責任者として認可される実務経験は現状の第二種動物取扱業での経験では認められないとのことでした。

動物取扱業(第一種、第二種)の違いはこちらも参考下さい。

実務を積むには雇用元が第一動物販売業であること

パートやボランティアで経験を積む際も注意が必要です。実務経験が認められるのは、対応する業務種別での実務が必要となります。非営利である第二種動物取扱業でのボランティア経験の場合、実務経験として認められない可能性もあります。該当雇用先が第一種動物取扱業であることを確認の上で経験を積むことが必要です。

飼養経験について

実務経験と同等と認められる1年間以上の飼養経験は、申請前に認定されるか確認する必要がありますので、お手数ですが、動物愛護相談センター業務担当(電話番号:03-3302-3507)までお問い合わせください。
※ペットとしての飼育経験や繁殖経験は認められません。
飼養経験について|東京都動物愛護相談センター

飼養経験は、東京都は「動物取扱責任者の認可」を得るために飼養経験を積むことは難しそうでした。ただし、動物取扱責任者の認可を受けた後で「取り扱う生物種の範囲を広げるための飼養経験」は認められるように感じました。つまり、犬猫種で動物取扱責任者の認可を受け、その業務の中で爬虫類の飼養経験を積み、これらの販売業として認可を受ける形です。

また、他都道府県では飼養経験が認められるケースもあるそうです。こちらは別途確認していければと思います。また、今後の解釈や条件が変わっていくことも考えられます。

動物取扱責任者について

非常勤実績での動物取扱責任者の認可は対応する生物種限定される

非常勤での実務経験をベースに動物取扱責任者の認可を受けた場合、最初の半年間は扱ったことのある動物種に限定されるとのことです。半面、半年間以上の動物取扱責任者経験を積めば対応生物種を広げることも可能とのことでした。

犬種, 猫種と比較して爬虫類はトカゲ・ワニ・亀・ヤモリと種の幅が広いので思わぬ制約でした。しかし半年の動物取扱責任者業を積むことでこの制約は解除されるようです。逆にとらえれば、犬猫種で非常勤勤務経験を積んだ上で、犬猫種の動物取扱責任者の認可を得ることで、半年の経験は必要ですが爬虫類への対応も可能になると思います。非常勤雇用の幅は犬猫種の方が広いので、選択肢としてあり得ると考えています。

動物取扱責任者の詳細はこちらも参考下さい。

 

・他県で動物取扱責任者認可を得ている場合、実務の再経験は不要

動物取扱責任者の認可の細則が都道府県で異なります。動物取扱責任者の認可を受けてから、他県で再認可を受けることの条件を確認しました。まず新しく事業所を行う都道府県(今回は東京都)に第一種動物取扱業の届出は必須になります。その上で、動物取扱責任者の認可は他県の経験が要件になり、再度の実務経験は必要ない見解でした。こちらは私の聞き方が整理できておらず、改めて確認することを考えてます。

その他

最後に第一種動物取扱業の届け出を出す際の注意点です。事業所所在地の用途地域を最寄りの区役所に確認を行う旨の助言を頂きました。特に販売では用地地域が住宅用だと店舗を構えられない可能性があるようです。

愛護をおろそかにすることなく、ブリーダー業が盛り上がるべく本記事が参考になれば幸いです。

 

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